.

批評や分析ではなく個人の感想だよ

『バテン・カイトス』プレイ日記1

 OPから幻影都市ミラ終了まで。

■ファンタジー系の洋画(字幕版)の予告編のようなOP。
■OPあんだけ英語べらべら喋ってたのに、本編は日本語で喋るんかい。
■モンスターのプロマイドで路銀稼ぎ。生きる上での脅威なので調査・研究のためとかはありそうですが、それだったら死体回収する方が合理的だと思うので、多分モンスターでしか興奮できない層とかからの需要がある。知らんけど。
■飛翔機はいわゆる義足のようなものなのか。
■フィールド歩くの遅〜〜って思ったら倍速あった。リマスターの追加要素でしょうか。偉い。
■物体をカードに変換できるマグナスはハンターハンターグリードアイランド編を連想。
■カラスめちゃくちゃ独り言喋るなと思ったら、これ私(精霊)に話しかけてくれているのか。もともと個人的に"プレイヤー≠主人公"派なので、主人公たちの旅路を見守る立ち位置にはスムーズに没入でき、ゲームならではのなかなか面白い設定。
死体からアイテムぶんどる主人公!
■シェラが死んだ仲間ふたりを丁寧に弔い、育ちが良さそう。身なりもいいし。
■悪びれることなくアイテム剥ぐカラスを前のシーンに置いたことでシェラの行動が引き立ち、この二人を対比として描いていきたい意図は感じるところ。
■シェラと出会ったばかりとはいえ、目の前で女子が攫われた直後にその件には一切触れず「爺ちゃんとフィーの仇…」と語るカラスはスーパードライ
■古都フェルガド到着。町内のマップの美術は美しいいものの、アクセスできる箇所が非常に分かりにくい。
■レベルが任意で上げられるシステムなのは、歯ごたえほしいユーザー配慮でしょうか。順当に上げてると戦闘難易度かなりぬるめですし。
■男のマントの中よりも女子のフードの中を選ぶスケベ、ミーマイ。
■デッキ構築画面、手持ちとストックを入れ替える際、必ず手持ちから選択しなきゃいけないのがスマートじゃないな。ソート条件ふたつ設定できてRスティックのみで切り替え可能なのは偉いと思います。
■事情知らんかったとはいえ、邪神復活の第一歩を担ってしまったのか、この主人公とヒロイン…

■この対応よ。まあ、実際にカラスがシェラに協力する義理とか一ミリもないんですけれども。
■旅の動機づけが『家族を殺された復讐』という理解できるものであること、精霊(プレイヤー)に対しては態度が比較的柔らかいこと(多分打算の要素もあるが)、言いくるめるのがうまいシェラに振り回されていること、から、皮肉屋のカラスが絶妙に嫌じゃないように感じさせるキャラクターになっているのは巧い部分。
■改めて主役らしくない、親友とかライバル枠っぽいキャラクター造形だよなぁ…と、ここまで打ってテイルズオブヴェスペリアの主人公とヒロインに重なることに気づく。両方ともナムコ産のゲームだしヒーロー側の中の人も同じだし、作り手にも意識があったのでは?シェラはお姫様説ありそう。微妙に世間知らずなのも、ぽい。
■世界マップが神話モチーフにした絵画のようで素敵。

〜ディアデム編〜
■ナシラ到着。海ない世界で漁の村とか斬新。
■メイン級っぽい漁師ギバリと帝国大使リュード登場。シェラに引き続き二人ともアク少なめの善良なタイプで、このバランス感は主人公が偏屈タイプだからというのはありそう。
■不漁の異変突き止めることを目的にギバリが仲間に。余所者に力添えしたことでギバリはリーダー格に協調性ないことすんなと怒られ、この小さな村だと集団で生きていかなければならない事情は察せられるため、言い分に正当性はあり、ギバリがこの村でうまくやっていけてるのか途端に心配になってきた。
■と思ったら漁のリーダー格と古馴染みらしく、リーダー格と対等に付き合える(というかリーダー格の方が目線の高いギバリに対して微妙に引け目あるっぽい)からこその物言いなところはある感じ。
■ギバリは一見暑苦しい脳筋系に見えて、実際は生き方がシンプルでくよくよ悩まないさっぱりしたキャラなのは良かったです。DQ6のDS版リメイクのハッサンのテキストが男前で凄く好きなのですが、近い味わい。
■装備欄あるの今知ったよ!パーティ→マグナス→ストックorクエスト→装備、でたどり着くの、導線が最悪。
■正義感で上司に反抗するリュードを指してカラス「ほんと要領悪そうだな。長生きしないぜ、ああいうの。」本当に主人公らしくないね…
■トンズラしようとするカラスを羽交締めにして止めるギバリ。ギバリがいるとやたらスムーズに話が進みます。
■そしてシェラも、カラスの操縦がどんどん巧みになってきていて笑う。


■かわいい。

■港から隠れて小船に乗り込み雲の城エルナトへ。このパーティは不法侵入に躊躇がなさすぎる。
■騎士派遣イベント、兵士の補充方法がよくわからず2度しか勝利できなかった。まあ、カラスたちが全部倒すからいいよ(パワハラ精霊)
■レイドカーン王の顔面が、天野喜孝系。
■初加入した時点でのリュード、ボス戦なのに逃走所持してる………デッキ整理できないし。
■ギバリとレイドカーン王知り合いだった。ギバリの性格的に王室との接点があるって意外なんですけれども。幼馴染?歳そこまで離れてないよね?
■ペンダントの偽物を事前に用意していた(まやかしの魔術も施し済み)シェラは顔に似合わず食えない女。
■リュード正式に加入、ステータスが、低い。クラスアップ済みなのが救い。
■……現状シェラ除きクラスアップ2回済んでるのですけれども。もしかしてクラスアップ用のマグナス逃したのか私。来た道戻らなきゃいけないのか。
■戻りました。不便。
■相反する属性攻撃は相殺される設定なのに、どうしてリュードは闇と光属性技がメインなのですか……

■やはり筋肉こそ全て。
■「ゲルドブレイムのおそろしい計画をなんとか阻止したいだけ。」主人公の仇が帝国兵士なのもあり、現状、明確に帝国が悪役として書かれているわけですが、シェラは国の目的と国への印象を割り切ってとらえ、下手にここをない混ぜにしない人なのはよかったです。

〜アヌエヌエ編〜
■花の街コモ・マイ到着。とりあえず女王様の寝床をあさり種を盗み出す。最悪の精霊。
■カラスに対して少し含みのあるコレルリ様。「大切な人の想い出に抱かれているような……遠い昔にわすれてしまった子守唄にくるまれているような……。」
■お米炊こうと思ってコンボ頑張ってたんですが、グズグズしてたら日本酒になってしまった…早くほかほかごはん作りたい。


■つくれたよー。

■図書館、室内を出入りする機会が多くその都度シンボルリセットされて面倒くさい。エンカウントキャンセルと倍速機能ついてて心底よかったです。
■帝国軍ヒャッハー系兵士フォロンと対決。カラスの肉親が惨殺された事件はゲオルグ襲撃事件という大層な名前が付けられていることが判明。
■ジャコモもエイメもフォロンも帝国軍ではまあまあの立場っぽく、ゲオルグ襲撃にあたり彼らがわざわざ揃って派遣されていたあたり、カラスのルーツにも秘密がありそう。個人で飛翔機とかつくっちゃうおじいちゃんは確実にカタギではないですし。
■フォロン戦で必殺スフォルツァンド初めて出したのですが、聖なる一撃とか言いながら闇属性だし、連撃だし、メイン武器の魔法やラッパもう関係ないし、突っ込みどころしかねえ。
■お供えに最適のコモ・マイ焼きに、カラスが珍しく気にするそぶりを見せているのは、両親が亡くなり祖母と二人暮らしの少女メイフィーに対する微妙な気遣いはありそう。境遇近いので。
■サヴィナ加入。「フ……、いいだろう。行くぞ」「三十年花に会いに行く。」台詞回しがいちいち格好良い。しかしコミュニケーションが取りにくい。この人も相反属性武器…
■主人公がああなので、シェラ(おだやか)ギバリ(おおらか)リュード(まじめ)と、仲間は物腰柔らかめのとっつきやすいタイプが続いてましたが、ここにきてくせ者。
■少女メイフィーの年上の格好良いお姉さまへの憧れを感情的に否定するサヴィナもいろんな背景ありそうですが。奇襲くらったフォロンの台詞やリュードの思案するそぶりから、元帝国の人間とか?
■大樹戦すごく処理落ちする。
■サヴィナの正体即突っ込んできた。おそらく元同胞であるリュードがそこにきちんと気付ける人間(要領悪いが愚鈍ではない)なのはよかったところ。
■帝国の洗脳を解けていないリュードと、スパイ疑惑が拭えないサヴィナ、このパーティ所属すんの嫌すぎ。
■「大きな使命を帯びた少女達」旅の大将はシェラという扱い。
■「運命の扉が開き、私を真の闘いに導いてくれるその瞬間だけを……」サヴィナさん、バトルジャンキーだった。

■カラスの保護者ギバリ
■カラスが王族に対してもタメ口なのに対して、平民かつおおざっぱなギバリがあの性格でキチンと敬語を使えるのは、国王との接点が多かった背景や、年長者としての最低限の社会性を感じさせてくれて好きなところ。

〜ミラ編〜
誰も信じられないで一人で生きていくよりも信じて騙された方が幸せ、自分の人生なんだから生きたいように生きればいい、ギバリは、あの小さい村で猛烈に浮くのがわかるな……

■勝手に砲撃したファンキー部下×2にブチギレるジャコモ将軍が、微妙に苦労人気質っぽくて萌えます。
■帝国軍やりとり「神の子は生きている」「カラスは生きていた。どちらも、助からぬような深傷を負っていた」「それならどうしてカラスと一緒じゃないのさ」神の子がメインパーティーにいんの?うーん、現状ではさっぱり。
■今作における神=世界を破壊する邪神扱いですが、旅路が一気にきな臭くなってきたぞ。
シェラの死者への祈りがカラスの中に息づいてるの萌えるね。流れでカラスが捨て子であることを明かし、なんか良い雰囲気だと思ったら、不穏なキャラデザの人が不穏な歌いながら登場でぶち壊し
■謎仮面幼女ミズチさまの提案をのむシェラに「ちょっと、シェラ!こいつを信じ…」とカラスが言い淀むのは、ギバリの「信じる」スタンスが効いているところもあるのでしょうか。
■信じるスタンス会話でギバリに「シェラやお前だって十分怪しいぞ?」と言われていましたが、カラスがシェラを信じる根拠も何もないわけで。そんな彼女が唱えた死者への祈りを自身もそらんじ、ルーツを明かし、いつのまにか内側に彼女を入れかけている自分の心境の変化に、はっとした側面もあったりするのではないかなと予想。
シューティングゲーム始まった。何このゲーム
■町でばったり出会った皇帝のお気に入りミローディア様とカラスの幼馴染トリルが登場し、途端にギャルゲーじみてきた。
■カラスが町を出たのは2年前。家族殺されたタイミングか。

■何このゲーム(2度目)

マジカント感。
■カラスと精霊俺さんが出会ったのはネクトン。この二人の関係も凄くきな臭い。
■エイメ「おまえ達 異界からとんでもないヤツをひきずってきたようだね!」俺たちのせいですか!?やはり主人公サイドこそが厄災では。
■エンドマグナス盗難事件で、真っ先に自己弁護するリュードと、疑ってる時間が勿体無いと切り替える男前シェラ。
■ミローディア様、9年前に家族みんなで大病しその際に両親失っていると判明。……今の彼女、影武者とかじゃないよね…


■君呼び。

■ミローディア様「ここは"まだ"お前のいるべきところではないから……」怖すぎ。怪しいよ〜
■12年前お爺さん・カラス・フィーの一家がバランソワールに来た。最初に街に来た時は医者も一緒とのこと。最初の街に流浪の医者いたけど彼のことかな。
■またエンドマグナス取られた…幻夢戦ずっと棒立ちして見てたのですか、ジャコモ将軍。
■エンドマグナス=死んだ神の体を解体したもの。つまり封印されしエクゾディアってこと!?カードバトルなのも遊戯王リスペクトした伏線だったのかもしれん(絶対違う)
■ミズチさまに対するカラスの「誰もおまえにウソなんかついたりしない」とか、シェラの「わたし……、あなたを信じてるわ」から感じる圧とか、これ、カラスがエンドマグナス盗んだのでは…
■そしてシェラはカラスのこと疑ってるからこそ、「信じてる」を自分に言い聞かせている側面もあるのでは。


■で、疑いの目線もちつつスクショ見返してたんですけど、このシーン。

カラスが羽を出していないのに「黒き翼の方」と言っていて、この二人実は前から繋がっているのでは。「よくやってくれました」も、倒れた彼女に手を貸したことに対するセリフとしてちょっと違和感あって、この時にエンドマグナス手渡していたと考えた方がしっくりくる。
■ ギバリの「シェラやお前だって十分怪しいぞ?」にドキッとしたのはシェラに心を許し始めている自分の変化に対する驚きではと書きましたが、それだけではなく、怪しいことを言い当てられて焦っているところもあったりするのでは。
■アイテム管理基本的にカラスが任されてたっぽいし、……うわ…どんどん黒っぽい要素が……
■帝国入国と裏切り者の件にさっぱりと割り切りを見せ前だけ見ているギバリ&サヴィナに対し、くよくよしているリュード、苦労人体質。
■邪神復活望む謎ナレーションの声もミローディア様……だよね?私、声判別する能力低いので、予想ですが。
■うわー…面白くなってきたわ。このカラスとミローディア内通疑惑見当違いだったら騙されている愚かな初見の反応を見て笑ってください。