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批評や分析ではなく個人の感想だよ

『バテン・カイトス』プレイ日記3

帝国要塞〜ドゥール終了まで。

〜帝国要塞突入編〜
■実は一回闇落ちした奴は海の鏡でも救えないんだよなぁ〜と一人で呟く大婆さま。シェラへの優しさゆえでしょうが、言ってくれ。
■コモ・マイに戻り各国代表に成果を報告。シェラの正体に戸惑うレイドカーン王が萌えキャラのポテンシャルを発揮しており可愛い。ギバリとのやりとりも。
■カルブレン公が不在なのは心労がたたって倒れたからだそう。孫がああ上にこの年齢で前線に立つのキツいよねぇ。そして赤き河なんてかっこいい通り名があったのか。
■マルペルシュロ討伐に再度帝国要塞へ。兵士の死体が積み上がり、モンスター蔓延る世界になっていた。民も襲われる中でも店を通常営業するよろずやが、経営者の鏡。

■帝都の科学は世界一チィィィィ!!
■トイレパカパカ開けてたら、個室内でサボって雑誌読んでる帝国兵と、便器に変な座り方している帝国兵が出てきて、このド佳境になんつー小ネタを挟んでくるんだ。雑誌読み帝国兵勝利後のドロップマグナスが青いバナナなのもサイテー。
■要塞内部にあるパステルカラーの可愛い部屋は、最初はミローディアのために作ったのかなと思ったのですが、大柄な女性用の服が落ちてて、ゲルドブレイム皇帝に女装癖があるしか考え付かないよ…。皇帝のお顔よく見ると、リップとか女性用の化粧してますし。あと、ワンサイズ小さい服も落ちてて、こっちはまさかミローディアのもの?回転ベットもあってラブホテルじみてて、あの二人肉体関係あったのか?陛下、女装プレイとかしてたのか?………おぞましいので、もうこれはあまり突っ込まない方向で………
玉座にてリュードによる陛下独裁プレイの回想がなされ、死体蹴りがすごい。自業自得だけど。
■ミローディア様の忠実な下僕、番犬ファドロ将軍と対峙。股間の部分に目がついてて、それが高速で開閉してて(私はフィールド3倍速で遊んでいる)ビームも出すカオス仕様。そして強い。難易度ゆるい今作ですが初敗北。
■ファドロを倒してミローディア様&カラスの元へ。「とおい昔、神は人の手により滅ぼされ、バラバラにされた。私は、その償いをしているのよ。人を代表して、ね。」だとしたらなぜそのあたりの事情を知っているのか。ミローディア様は本当に人なのか。


精霊がシェラに寝取られたみたいで、ちょっと面白い。カラスくん見てる〜?
大天使カラス戦、羽にキラキラエフェクトがついててシュール。
■カラス戦あっさり勝利したものの、引き裂かれた5種の神々の力と、旅路で絆を結んできたシェラたち5人の絆が共鳴し、5人の存在自体がマルペルシュロ復活の鍵になってしまうそうで……???
謎理論過ぎますが、一応、囚われていた時の各人が次元の裂け目を通じてそれぞれの大陸に残された神の力とリンクしている、という理屈はあるそうで(シェラは囚われてないですが、月騙しの森で調子崩していたのがそれか?)主役たちの絆ムーヴさえも利用するミローディア様がつくづく策士。


■今からマルペルシュロ誕生させるからミローディア様にとっては「嬰児」なのでしょうが、じゃあもうカラスとミローディア様の子供みたいなもんじゃん。やっぱこの二人なんかエッチですよね。
■シェラは海の鏡を使うもののカラスの身に危険が及んで日和り、結局マルペルシュロが誕生。鏡によって一時的に正気を取り戻したカラスはミローディアに飛びかかろうとするが、一度でも神の光に触れたものは眷属にならざるを得ず。ここでミーマイがカラスとシェラの間にかばい立つように飛び出てくるのが、細やかで良かったです。
■シェラ達に手を下そうとするカラスだが、そこでシェラが口にするのが、かつての死者への手向け、そして、今はカラスの中にも息づく、祈りの言葉。
■カラスの手がとまり、……自分の羽をむしり取ったー!そんな鶏処理する方法みたいでいいんだ!そして、羽、生えたー!この、満点の厨二ムーヴ……
■なんか絵面が相当面白い感じになっていますが、ここでシェラが祈りの言葉を口にしたのはカラスのためであることはいうまでもなく。また、カラスが自分を取り戻せたのは、旅路の中で祈りが既に彼の心の中に息づいていたこともあり、他でもないシェラの祈りを無駄にしたくなかったからというのもあるのではないかな。


■この言葉の意味が、カラスも理解できたんだと思う。
■片翼がなく周りに蔑まれて生きてきて、唯一の居場所であった家族も失って、憎しみを原動力に世界に背を向けて力を求めた男が、仲間の愛を受け新たな居場所を見つけたからこそ、世界に覚悟を持って対峙する、という。今度は偽りのない本当の姿で。
「マルペルシュロとヤツの……、闇の眷属を、この世界からはじき出してやる!一人残らず、元いた闇の底へ、叩き返してやるぞ!!」こんな主役ムーヴした後のキレ方が微妙に陰湿なのがカラスらしいよ!
■威勢のいいことを言いつつマルペルシュロにぺしっと跳ね返されるカラスだが、ミズチさまの謎のぴちぴちピッチ能力で彼女の仲間が召喚。マルペルシュロ&ミローディア様を退け、中盤超えてなお謎が深まるミズチさま。
■気を失ったカラスの夢の中にあったのは、祖父ゲオルグと弟フィーとの、かつての穏やかな3人暮らし。昔話のクジラがいると信じており、クジラにあって聞いてみたいことがあるフィーに対し、カラスはいつか海とクジラを一緒に見つける約束をする。……ああ、カラスは死者と約束してしまったのか。
■かつてミズチさまが仲間になるにあたっての「約束」のやりとりのカラスが、ちょっとおどけたような言葉遣いをするのですが、ミズチさまとフィーを重ねてたところはあるかもしれない。普段からミズチさまに対してのみ、皮肉っぽい態度も控えめですし。
■特殊部隊襲撃によりゲオルグ家が燃えて兄弟がなんとか逃げ出す中、ゲオルグとジャコモ将軍親子は火の海の中対峙し、ん?ジャコモは父親を、自分の手で討てて…ない?この親子の顛末も気になるので、やっぱジャコモ生きててほしいな〜。
■そして、サヴィナはゲオルグ襲撃事件に帝国兵として参加していた。彼女が引退したのアザー襲撃きっかけという話でしたが、ゲオルグ襲撃と同年の事件なので、ゲオルグ襲撃→アザー襲撃、という時系列なのだろうか。
カラスが復讐のためにああまでして力を欲したのは、腕の中で死にゆく弟を前に何もすることができなかった自分の無力さへの絶望が根本にあったから。また、誠実なコミュニケーションの積み上げを放棄して裏切りに走ったのは、そもそも一番大切な人との約束を守ることが出来なかったからか……
■きっとゲオルグ襲撃事件起きるまでは、根暗な部分ありつつも弟思いの本当に普通の少年だったんだろうね。そういう少年が暗い道を突き進まざるを得なかったことが、改めてきつい。
■もともとカラス、ジャコモに復讐する"目的"を果たす上で、マルペルシュロの力をただの"手段"として求めていただけなので、ゴルドバ船爆散して敵討ちに一度区切りがついたならば、マルペルシュロの力とか必要ないし、ここでミローディアと手を切る道も全然ありえたはず。
■カラスがミローディアの計画から降りられなかったのは、この計画を果たそうとする過程において仲間に対して裏切りを続けている罪悪感から、本来の目的の方を見失っちゃったんだろうなと想像できます。加えて"片翼=こころが歪んでいる"と蔑まれてきた劣等感が根本にあって、その自己肯定感の低さが加速させてしまったっぽい。
■カラス裏切り期間中のシェラの主人公ムーヴは好きな一方で、カラスの所業が普通に悪質だと思ったので、シェラの原動力であったカラスへの情が理解し難かったのですが、カラスの基本的な物の捉え方とそれに至る背景がここにきて理解できて、やっと飲み込めました。
■とはいえ、そのあたりの事情を知らないシェラがここまでカラスに入れ込んでるのは謎だし、この男やめておいた方がいいんじゃない?と今もなお俺精霊は思っておりますが、こういう影のある男のために必死になれるのはシェラの格好いいところだし、シェラの格好良さを受けて影を払拭するのはカラスの偉いところだと思ったので、俺精霊何も言えんて。
■カラスは目覚め、ミローディアとマルペルシュロをなんとかするため、あらためて皆に頭を下げて協力を仰ぎ、仲間の反応が

ギバリ:まったく世話がかかる野郎だよ(男前)
リュード:邪神たち倒さなきゃいけないなら別々にやっても同じこと(道理)
ミズチさま:帰ってくるってわかってた(信頼)
サヴィナ:戦力多いに越したことない(武闘派)
シェラ:不在期間の必死さを仲間から突っ込まれる(ラブコメ

と、丹念に書き分けられたのは今作らしい丁寧さでとても良かったです。また、規律が厳しい軍という集団での社会経験あるリュードとサヴィナが、カラスへの情もちゃんとありつつ、あくまで建前を口にするのは面白いところだなーと。
■頭を下げるカラスにギバリが手を差し伸べ、シェラは預かっていた飛翔機をカラスに返却し、俺精霊もシェラからカラスに憑依して、これにて完全に元鞘に。今更だけど、ピンクの薔薇の花びらは精霊の存在を作中で表現しているんですね。
■いきなり敵の本拠地コル・ヒドラエには向かえないため、とりあえずミズチさまの実家、泥雲を抜けた先にある土の民の国へ行き、長老に助言をもらうことに。なお、この件を秘密にしていた理由に関しては、「誰も聞かなかったから」という、THE ミズチさま。

〜ドゥール編〜
■泥雲降りる時に男性陣が抵抗し、女性陣の方がハラが決まっていて、今作の女性陣割とマッチョ路線だよね。
「爺ちゃんが、友達は選べって言ってたのが、今になってようやかわかったよ……。」あのマッドサイエンティスト(想像)どの口が言ってんの。
■迷路を抜けてミズチさまの故郷、ゲンマ村へ。ミズチさまがいじめられっ子から助けてあげていたともだちの「キ」に加えて、両親も出てきて、謎多きミズチさまのパーソナル情報が一気に掘り下げ。
■ミズチさまが「さま」づけを他人に強要していることをお母さんに叱られ、名前表示の「さま」部分のテキストが点滅するのが細かい遊び。ミズチさまエキセントリックなお人だけど、お母さん常識的な人だ。ミズチさまどちらかというとお父さん似な感じ。
■長老宅でツチノコ達より世界の成り立ちが開示され、重要っぽいのでメモ。

①かつて世界が大地と海とで成り立っており、強大な力をもったものを人は神と名づける。その神がマルペルシュロの兄弟神。クジラも神の一つ
②1000年前に別々に暮らしていた神と人間の間で戦争が起こる。神は敗れ、神の眷属であった生き物はコル・ヒドラエと一緒に次元の彼方へ
③神に勝った土の民の先祖の魔道士は遺体をバラバラにし、五つの島に封じ込め空へ浮かべる。戦いの果てに大地が荒れ暮らしていけなくなったために生き残った者は天空に移住。それが天空の五大陸。
④神をバラバラにして異なる部位を封じたのは、神の復活を回避するためと、天空の世界に多様性を生ませるため。
⑤神との戦いの後も魔道士達は地上に残り、地上に蔓延した毒を外へ逃さぬようにし、浄化した。それが泥雲。

■泥雲の下に住む土の民族のこと、大昔の被差別階級者とかだと勝手に思っていたのですが、むしろ神も封じる優秀な魔道士軍団で、その上泥雲の対処まですすんで背負ってくれてたの?人格者集団すぎね?あくまで土の民族視点で語られるので実際のところわかりませんが。


■大カムロさまに面会。俺精霊に付き合って何度も敬ってくれてやさしい。
■土の民は神を封じた魔道士の民族だが、年月とともに弱体化しており、要塞での一見でもう対抗する力をほとんど失ってしまったとのこと。要塞のミズチさまの謎能力もっと早く使ってくれればよかったのに問題に関しては、あれも一か八かの策だったことに着地。あんなフラットな感じで命張ってたのかミズチさま…
■一年前に大カムロさまが邪神復活の余地夢をみたのち、ミズチさまも世界の異変キャッチしひと月前に村を出て行ったそう。ミズチさまだけ村一番の強大な魔力を所持しているためか、もともと村でも浮いた存在であり、マルペルシュロ打倒のためにカラス達の仲間という居場所を見つけられて、ある意味しあわせだったとミズチさまに気を配る大カムロさま。
■ミズチさまがなぜ世界を救いたいか長らく謎でしたが、生まれ持った強大な能力に対して果たすべき責任を自分に課しているからこそ、というのはありそう。「さま」呼びを強要するのも、世界を救う役目を果たすべき存在であることを周りに表明することで、自分を奮い立たせているのでは。自称「正義の味方」が凄まじく重いものに。
■また、"元々村で浮いておりマルペルシュロ打倒通して居場所見つけられた"のは、ミズチさまだけの話じゃなくて、片翼で家族殺されてるカラスも、女王の責務を背負うシェラも、視野の広さから村でハブられてたギバリも、価値観の相違から帝国の厄介者だったリュードも、血塗られた生活に嫌気がさして帝国逃げたサヴィナも、皆同じことが言えます。そういう人たちが、「あなたを必要としてくれる人を見つける」物語でもあるのかなと。


■ミズチさまが女だったことに驚く男達のデリカシーがない。
■天の剣、海の鏡、大地の玉をもって千年前に邪神の体を五大陸に封印しており、海の剣と大地の玉は壊れてしまったものの、天の剣は今もなおこの近辺「死の庭園」にあるというので取りに行くことに。
■また、海の鏡は昔氷の国に贈られたもの。大地の玉ことシェラが所持しているペンダントは、土の民からガルブレンの先祖に盗まれ、ミローディアの手引きの上ゲルドブレイムの手元にあり、それがシェラに盗まれたよう。
■死の庭園に向かうが台座に剣はなく、仕方なくその先のアルゴラブ村へ。泥雲の下の生活に耐えかねた村民は土の民の使命を放棄して空の大陸に出ようとしており、保守的なゲンマ村とは対立していた。
■先祖が被差別階級者だと思ったレベルの生活環境なので、言い分はすごく分かります…しかし1000年ここで暮らせる分には適応できているよう(泥まみれの食材を一般的な家庭料理として食している様子もある)なので、この民族が空の大陸に出たとして、そっちに順応できるのか。
■天の剣を奪ったのは村長クラムリ。土の民の魔力が減退している昨今、目覚めたマルペルシュロに対抗するのは不可能なので、寝返ることで泥雲から抜け出し空の上に脱出しようとしていた。このクラムリがマルペルシュロ呼び出そうとしている石の塔は台座を動かして攻略していくのですが、GCからSwitchに移植するにあたってのコントローラーの感度の問題か、とにかく操作しづらかった…。
■マルペルシュロとミローディアが召喚されるものの、もちろん取引は呑まず。天の剣があったのでその場はどうに退けたものの、アルゴラブ村がRPG名物村焼きの被害に。クラムリ様外交下手くそなワンマン村長なんだろうけど、体張って塔登って取引しようとするあたり、真面目で村民思いなんだろうなとは感じるので、諸々の事情知らなさから悪手に悪手を重ねてそれが自分に跳ね返りまくってるのが悲しい。
■ゲンマ村の人々がここは俺たちが食い止めるムーヴをし、最後に残された希望として背を押されるミズチさま。親からの愛情、優秀であるがゆえの同胞からの期待、その小さな体に背負わされるものがあまりにも重い。
■土の民を犠牲に逃げ出す6人だがカラスが立ち止まり、「あの人達を見殺しにして……、逃げのびて……、それでいつか世界を救えたとして、うれしいか?オレはそんな生き方をしたくて、これまで戦ってきたわけじゃない。」「あの人たちを見殺しにして手に入る未来なんか、これっぽっちも欲しくない」
■カラスが大切な人を失った身であること、そしてカラス自身が人との繋がりに救われていることから、目の前で誰かの命が失われていくことが許せないことに説得力が出て、ここは凄く格好良く決まりました。世界を救いたいのは英雄的大義のような立派なものではなく、裏切り期間中の懺悔も含んで"望んだ生き方をしたい"からという個人の理由に集約されるのも、世界に向き合うための覚悟を決めた男の言葉だと感じ取れて好き。
「いつあなたがそう言い出してくれるのかと、ずっと待っていたのよ、カラス。」と師匠キャラみたいなことを言い出すシェラさん。カラス好きとか苦労するしやめといた方が…と思ってたけど、シェラさんの場合こういう影のある男を育てていくことを楽しんでいそうな気配もあって、君たちお似合いだよ。
■マルペルシュロと再び対峙し、ミズチさまが大魔道士の力と一緒に素顔を見せ………


めちゃくちゃキレてる。割と萌え路線で描写されてきた、女児キャラクターの初素面が、渾身のブチギレ顔。


■カラスの方も、相変わらず、キレ方が微妙に陰湿です。
■阿吽戦から回復できずマルペルシュロ戦に移行したので、状態異常治すすべなく、結構苦戦。
■マルペルシュロを一時退けたものの天の剣は破壊され、対抗手段がなくなってしまう。ミローディア様は死刑宣告をし、結界は敗れ状況は最悪。


■皮肉っぽさは変わらないカラスであった。責任からクラムリ様はここに残ると言うものの(やはり真面目)シェラとサヴィナがそんな義理は無駄だからと真っ当な説得をし、土の民はアヌエヌエへ避難することに。ミズチさまも仮面を付け直し………そういえば、彼女の素顔写真のチャンスって先刻のマルペルシュロ戦のタイミングだけだったのでは………撮ってない。
■アヌエヌエに帰りなんの成果もありませんでした!を報告。
「ミローディアは……、ミローディアは必ずオレが止めてみせます。闇の底から救い出してみせます。」彼女の祖父のカルブレンの手前もあるかと思いますが、救う範疇に彼女もちゃんと入れているカラスに少し驚き。「あの人たちを見殺しにして手に入る未来なんか、これっぽっちも欲しくない」は、ミローディアもちゃんと内側に入れた上での言葉だったんだなあ。本当に成長した。
■ゴルヒドラエに突入しよう!と脳筋戦法を繰り出すカラスを言葉でフルボッコにするコレルリさま、リュード、魔女3人。なお、この脳筋戦法はカラス不在期間中のシェラも使おうとしていました!
■魔女の一人コトランより、おじいちゃんの友人であったケバルライ村のラリクシ先生から手紙を預かり、カラス個人の問題だから精霊俺と共に片付けようとしたところを、仲間達が追いかけ、大所帯で向かうことに、で、つづく。
■カラスがかつて利用するためだけに一緒にいた精霊を個人の理由に巻き込んでいること、別々の目的で集った仲間達がカラス個人の事情を自分の事情と捉えていること。人間関係の変化がしみます。